私たちが普段、口にする『水』。
生きていく上では欠かすことができないものであり、古今東西、世界で起こる紛争の多くは、この『水』が原因であるほど大切すぎるものであります。
私たちは、地域密着で地元のお客さまのお役に立ちたいという理念で、水に関わるお仕事をさせていただているからこそ、みなさまに『水の大切さ』をお伝えしたい、との思いでおります。
そうした活動の一環として、『水に関わる、知っていただきたい大切なお話』をお伝えさせていただきます。ぜひ、ご一読いただけましたら幸いです。
世界で水道水が飲める国は、たったの○カ国だけって本当ですか
『お家の水道の蛇口をひねれば、飲める水が出てくる』
そんなことは当たり前のことですよね。
でも、私たちにとって当たり前であると思って生活していることは、世界の中では少数派である、ということはご存じでしょうか。
『そんなこと知っているよ』と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
現在、世界には196の国が存在しており、そのうち水道水が飲める国は15カ国※と言われています。
その15カ国の中でも、ほとんどの地域で安心して水道水が飲める国と、かろうじて水道水が飲める国、地域によっては飲めない国、とあり、日本のように当たり前のように水道水が飲める国は、本当に数えるほどしかないというのが事実なのです。
実は、海外では無料の飲料水はない、というのが常識なのですね。
(※世界で水道水が飲める15カ国は、フィンランド、スウェーデン、アイスランド、アイルランド、ドイツ、オーストリア、スロベニア、クロアチア、アラブ首長国連邦、南アフリカ、モザンビーク、レソト、オーストラリア、ニュージーランド、そして日本です。(『平成16年版「日本の水資源」』国土交通省発表より))
そう考えると、当たり前のように水道水が飲めることに本当に感謝しないといけないですね。
日本の水道の技術は世界でも有数の素晴らしいものであり、日本の水道の技術が世界で水に困っている国に貢献している国際協力活動も進んでおり、誇りに思えることです。
『さぁ、皆さん!蛇口をひねって出てくる水道水をいっぱい飲みましょう』
・・・・・・とは、実は積極的には言いません。いえ、言えません。
水道水にも気をつけないといけないことがありまして・・・
日本の水道水には消えないで残っている物質が!
昔は、一般家庭では水道水を直接飲むことが多かったと思いますが、最近ではペットボトルのミネラルウォーターを定期的に買われている方や、宅配のお水を飲まれている方も多くなっています。
なぜ水道水を飲まなくなったのか、それは『ミネラルウォーターの方がおいしい』という場合もあれば、『水道水が心配』という方もいるかもしれません。
水道水をコップに入れ、1時間ほど放置して飲んでみてください。
すると・・・
めちゃくちゃマズイです・・・。
そして、ちょっと臭いがするかも・・・。
その原因は、そう『塩素』です。
日本の水道水は塩素入りであり、塩素自体は水の安全を守るために必要であり、身体に害のある量が水道水に入っているわけではないのですが、塩素は水中の物質と結びつくことで『危険物質トリハロメタン』に変身っ!します。
トリハロメタンは発がん性をもつ成分とも言われていますので、あまり喜んで摂取したくはないですよね。
また、マンションや団地などで古くからある貯水タンクのあるところに住んでいる人は、老朽化した水道管から鉛が溶け出すということもあります。
現在では、水道管に鉛を使うことは禁止されていますが、昔からある水道管には残念ながらその危険性が残っており、鉛の溶けた水を飲み続けると痴呆や脳炎、肝臓障害を起こす可能性もありますので、注意が必要です。
以上のようなお話を、もしかしたらどこかで聞いたことがあるかもしれません。
こんな話をしたあとですが、日本の水道水は安全清潔で24時間いつでも蛇口をひねると飲むことができます。
しかし、塩素が・・・という心配があり、また『おいしい水』を飲みたい、ということから、日本でも『水を買う』という人が増えてきているのかもしれません。
でも実は、ミネラルウォーターも気を付けなければいけない、というのも事実なのです。
ミネラルウォーターと水道水どっちが安全!?
皆さんは、普段飲む水は、水道水ですか、それともミネラルウォーターですか。
最近では、コンビニやスーパーなどで手軽にミネラルウォーターを購入することができるようになり、「○○の天然水」といった銘柄をよく目にするようにもなって、なんとなく、『おいしくて、安全』と思われて飲んでいるのではないでしょうか。
では、水道水とミネラルウォーターの成分を見てみましょう。
水道水には、ナトリウム・カリウム・マグネシウムといったミネラル成分が含まれています。
「んっ?水道水にミネラル成分???」と思われませんでしたか。
ミネラルウォーターにはもちろん、ナトリウム・カリウム・マグネシウムといった成分は含まれています。
そして、驚かれる方も多いかと思いますが、水道水とミネラルウォーターの成分を比較すると、含まれる成分にはあまり違いはありません。
せっかくスーパーで買って、重たい思いをして持って帰っている水が、はたまた、お金を払って宅配してもらっている水が、水道水と同じ成分だなんて驚きです。
また、買ってくるミネラルウォーターにも、原料が水道水、というのもありますからますます驚きです。(いわゆるボトルドウォーターと分類されるミネラルウォーターがそれに当たります)
では、水道水とミネラルウォーター、どっちが安全な水かと尋ねられると、安全な水は水道水、というのも事実なのです。
水道水は水道法により51項目の水質基準があり、ミネラルウォーターには、雑菌・除菌有の場合39種類の化学物質の成分規格が定められています。
水道水は「水道法」によって水質基準が定められていますが、市販のミネラルウォーターは、「食品衛生法」による基準で、どちらもしっかりと基準を設けていますが、内容は、水道水の方が圧倒的に厳しくなっています。
これは、水道水は命に関わる「ライフライン」としての扱いであり、市販のミネラルウォーターは「嗜好品」としての扱いだからなのです。
また水質に加えて、ペットボトルの容器はそれ自体に有害物質が含まれており、熱と光によってその有害物質が水に溶け込んでしまうリスクも高い、という側面もあります。
もう、訳がわからなくなりそうですね・・・。
簡単にまとめると、
安全性では、 水道水 > 市販のミネラルウォーター
おいしさでは、水道水 < 市販のミネラルウォーター
といったところでしょうか。
でも、家庭で手軽に安全においしい水を飲む方法があるのですよね・・・。
家庭で安全においしい水を飲むためには
そうなると理想としては、水道水の安全性と、ミネラルウォーターのおいしさの両方を満たすお水が手軽にとることができれば一番うれしい、となりますね。
水道水は、水道法に基づいた50項目の水質基準をクリアし、世界でも有数の安全な水であること、そしてその成分はミネラルウォーターの成分とあまり違いがない、でも塩素が・・・ということですので、
[水道水]-[塩素]≒「ミネラルウォーター」
となれば理想に近づけるわけです。
もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
それを実現しているのが、『浄水器』なのです。
ちなみに、浄水器がある生活となると、『飲む』だけでなく、野菜を『洗う』ときや、お米を『とぐ』ときや、『調理』に使うことも手軽にできるようになります。
浄水を料理に使うと旨味がアップするという実証結果も出ています。
例えば、浄水を使うことで、煎茶の旨味・キレがアップしたり、かつおだしの旨味・コクがアップしたり、ご飯の甘味・旨味がアップしたり、と使うお水によって毎日の料理がおいしくなれば、ますます嬉しいことですね。
なので、家庭で安全においしい水を飲む方法は、『浄水器』の活用にあります。
でも、『浄水器』となると気になることもありますよね・・・
「高いんじゃないの」とか、「場所をとるから邪魔」とか、「カートリッジの交換が面倒」とか、「衛生面も心配」とか・・・また、浄水器といえば、一部の悪徳業者による誇大広告でだまし売りのような事例もあり、『不安』なイメージもあることも事実だと思います。
せっかく、水道水をおいしく飲めるようにするために浄水器をつけても、デメリットが大きくなっては元も子もありません。
浄水器を選ぶポイント、おすすめの浄水器は?
まず、家庭で手軽にお使いいただける浄水器の種類について、説明させていただきます。
1. 蛇口直結型
蛇口に取り付けるタイプの浄水器です。
一番、手軽に取り付けられるのが魅力的な浄水器ですが、一般的にフィルターの除去機能は高くないことが欠点かもしれません。
2. 据置型
キッチンのシンク上に浄水器を設置し、水道水から引き込んだ水をろ過して使うタイプのものです。
有害物質の除去性能が高いものが多いですが、シンク上に置くため、設置場所の確保が必要であるという欠点があります。
3. アンダーシンク型
キッチンのシンク下に設置するタイプのものです。
流しの下に組み込むので、キッチンがすっきりとするメリットがあり、有害物質の除去性能も高いものが多いです。ただ、商品と取付の工事費がやや高額になることやカートリッジの交換が面倒という欠点があります。
4. 蛇口一体型
台所の水栓自体に浄水器が組み込まれているタイプのものです。
蛇口そのものが浄水器ですので、キッチンがすっきりします。初期費用は蛇口直結型に続いて安価で、調理などにも手軽にお使いいただけます。アンダーシンク型に比べてカートリッジの寿命は短いというのが欠点です。
まとめますと・・・
蛇口直結型 | 据置型 | アンダーシンク型 | 蛇口一体型 | |
導入のしやすさ | ○ | △ | △ | ○ |
カートリッジ寿命 | 2~4ヶ月 | 約6ヶ月 | 約1年 | 2~4ヶ月 |
除去能力 | △ | ○ | ○ | ○ |
キッチンのスッキリ感 | △ | △ | ○ | ○ |
といったところです。
ただし、メーカーによってそれぞれの評価が変わってきますので、一概にこのタイプだから良い、とは断言できませんのでご注意ください。
あと、アフターサービスというのも大きなポイントかもしれません。
こちらは、メーカーや販売業者によって大きな違いが出てくることですが、毎日使うものですから、浄水器選びにアフターサービスという視点も忘れないようにしてください。
そして当社がおススメする浄水器は、株式会社タカギの蛇口一体型浄水器『みず工房』です。
それでは、タカギの蛇口一体型浄水器『みず工房』のオススメポイントをご説明いたします。
大きなおススメ理由は、『きれいが続く』にこだわった浄水器であることです。
せっかく浄水器をつけても不衛生になってしまっては、安全なお水の供給に支障が出ます。
タカギの『みず工房』は、カートリッジ内の殺菌セラミックでカートリッジ内の雑菌の増殖を抑え、かつ自動クリーニングでカートリッジの目詰まりを防ぎます。
しかも自動クリーニングがあることで、一般的な浄水器で必要な「捨て水」が不要なので、水の節約にもつながります。
また、カートリッジの定期交換サービスにお申込みいただくと、定期的にカートリッジが送られるため交換忘れを防ぐことができ、いつもきれいなお水をお使いいただけます。
さらに、カートリッジ定期交換サービスにお申込みいただいたお客さまには、特典としてお届け12回毎に浄水器本体部分がプレゼントされますので、蛇口のきれいも続く、という嬉しいアフターサービスがあります。
カートリッジもお客さまのご要望に合わせた3種類から選んでいただけますので、安心です。しかも交換もとっても簡単ですよ。
蛇口一体型浄水器を更に検証
当社のお客さまに『普段のお水をどうされているか』というアンケートをとったところ、ポット型浄水器のご利用とペットボトルのお水を使われている方が多く、他にはウォーターサーバーを利用されているとの回答がありました。
そこで、それらのお水と蛇口一体型浄水器の比較をしてみました。
まず、1Lあたりにかかる費用の面では、蛇口一体型浄水器はお得です。毎日使うお水だから、コストを抑えられるのはありがたいですよね。最初にかかる費用は、蛇口一体型浄水器は4万円近くになりますので、初期費用は一番高いかも知れませんが、毎日使っていると、明らかに蛇口一体型浄水器がお得なのがわかります。
蛇口一体型浄水器(タカギ みず工房)は、水道水から、手軽に安全で、美味しいお水が飲める、しかもランニングコストが安いです。ぜひ、浄水器選びの参考としていただければ、と思います。
最後に、ちょっと宣伝をさせていただきましたが、いずれにせよ、安心でおいしいお水を飲んでいただく上では、浄水器というものを上手にお使いいただいては、と思っております。お客様に合った浄水器を選んでいただいて、快適な生活の一助となっていくこととなれば私たちも大変うれしく思います。
また、何かご不明な点やご質問などございましたら、お気軽にお問いあわせください。