こちらのブログでは、当社の電化ショールームに設置してあるIHクッキングヒーターを活用して、実際に自分たちで色々な機能を試したものをレポートしていきます。
IHクッキングヒーターには、便利な機能がたくさんありますが、実際のところはどうなのか、私たちの実体験を基にお伝えしていきます。
今回は、三菱電機IHクッキングヒーターの【煮込み機能】についてのレポートします。
煮込み機能とは、自動でかき混ぜ旨味をしみ込ませながら、煮くずれや焦げ付きを抑制する機能です。
5分割されているコイルの過熱と停止を繰り返し対流を起こしているようですね。
では実際に対流が起き自動でかき混ぜているのか、実験することにしました。
実験内容は「【煮込み機能】を使うとカレールーはかき混ぜなくても溶けるのか」
この実験は実際に三菱さんも実施しております。
三菱の特徴として左側に「びっくリングIH」があり、ご覧の通り左側のIHが大きいのが特徴です。【煮込み機能】は「このびっくリングIH」にある機能です。(一部機能のついていない機種もあります)
カレーの下準備をし一煮立ちさせています。カレールーを入れる前です。
左側は煮込み機能あり、右側は煮込み機能なしです。
この段階で煮込み機能をするとどうなるか検証してみました。
メニューボタンを2回押し、【煮込み機能】に設定します。
ディスプレイに【煮込み 節電】と表示されます。
火加減を設定する場合はダイヤルで調整します。
火加減表示は左下へ表示されます。
■下記、カレールー投入前の煮込み条件です。
【煮込み機能あり】火加減2
【煮込み機能なし】火力3
■何分か様子をみました。下記、経過の様子です。
【煮込み機能あり】
一定の間隔で加熱の強弱を繰り返す。
煮込み機能なしに比べて火加減が弱い。
途中で火加減を3に切替て煮込む。
使い慣れておらず火加減調整が難しい。
【煮込み機能なし】
一定してグツグツと中心にかけて煮込まれている。
火力は煮込みなしの方が強い。
二つを見比べて気づいた事は、【煮込み機能なし】の方が一定して火力が強く煮込まれていました。
【煮込み機能あり】はこちらの操作の不慣れもあり、火力は弱めでした。
■次にカレールーを投入しました。(煮込み機能設定中)
ここで二つに大きな違いが見られました。
よりわかりやすくお伝えするために下記動画をご覧ください。
動画でもわかるように、【煮込み機能あり】の方が明らかにカレールーが早く溶ける結果となりました。このように比較することでちゃんと対流を起こし加熱しているのがわかりました。ここまで違いに差が出るとは正直思いませんでした。
■最後に実際に8人で食べ比べてみました
食べ比べの時にはどちらが【煮込み機能あり】ということは伏せた状態で検証しました。結果下記のような結果となりました。
なんと…意見は分かれましたが【煮込み機能なし】の方が美味しいという結果となりました。個人的な意見としては、【煮込み機能あり】の方が美味しくできると思っていました。なぜこのような結果になったのか考えてみました。
まず、恥ずかしながらIHの機能を使い慣れておらず火加減がわかりませんでした。その結果【煮込み機能なし】の方が終始火加減が強く煮込まれていたため、人参に関しては満場一致で【煮込み機能なし】に軍配が上がったものと考えられます。機能をもっと理解していればまた違った結果になったのではと思います。
今回は私の経験不足で味の比較についてはこのような結果となってしまいましたが、カレールーが溶ける速さは圧倒的に【煮込み機能あり】の方が早いことがわかりました。
皆さまにIHクッキングヒーターの魅力が伝わればなと思います😊
明石市、神戸市西区・垂水区(須磨区、北区、播磨町、稲美町、加古川市、三木市も営業エリアですよ)でIHクッキングヒーター、エコキュートをお考えの方は、ヒシダデンキにご相談くださいね。
ショールームでIHクッキングヒーターの体験も可能です😊