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明石市・神戸市西区のオール電化プロショップ『かんでんeショップヒシダデンキ』です。
『水漏れ』という症状を発見すると、『水道代が高くなる?』『お湯が使えない?』『給湯器の故障?』『修理費用は高くなる?』など、色々なことが想像され、大変心配になりますね。
このページでは、電気の給湯器『電気温水器』や『エコキュート』の水漏れがあった場合の状況診断や対応方法についてご説明しますので、ぜひご参考にしてください。
このページで分かること
☑ 電気温水器やエコキュートの水漏れの原因と判断方法がわかります
☑ 電気温水器やエコキュートの水漏れの事例と修理の概算費用がわかります
☑ 給湯器の故障が原因ではない水漏れの場合の対応方法がわかります
☑ 早期に水漏れを発見するために、日頃から確認いただきたいことがわかります
☑ 修理すべきか買替えるべきかの判断基準がわかります
電気温水器やエコキュートの水漏れの原因と判断方法
水漏れが起こる原因は、大きく分けると以下の2つあります。
1.給湯器本体の部品等に不具合が生じている
2.給水配管、給湯配管、ヒートポンプ配管に不具合が生じている
給湯器本体が原因となる水漏れの場合は、メーカーによる修理対応が可能ですが、配管に不具合が生じている場合は、メーカーによる修理の対象外となりますので、工事業者などによる修理対応が必要となります。
最近は、機器の延長保証に加入されている方も多いかと思いますが、配管による不具合は、そうした機器保証の対象外となるため、機器延長保証の期間内であっても、機器の不具合ではないため、出張診断費がかかる場合もありますので、ご注意ください。
水漏れ原因の判断方法
『もしかして水漏れ?』そんな症状を発見した場合の対応方法についてご説明させていただきます。もし、安心して相談できる設置業者さんがいる場合は、まずはその業者さんにご相談いただくのが良いですが、設置業者と連絡がつかない場合や不明な場合には、以下の内容をご確認いただければ、と思います。
1.エラー表示の有無
給湯器のリモコンにエラー表示がある場合は、エラーコードに該当する部品やその周辺部品の不具合により漏水が起こっているため、給湯器が原因である水漏れの可能性が高いです。
また、エラー表示どころか、リモコンの電源が切れている場合もあります。給湯器本体や配線用のブレーカが落ちている場合が多いですが、漏水による漏電を感知してブレーカが落ちている可能性も高いので、メーカーや専門業者に確認していただくのが良いかと思います。
2.給湯器周囲の漏水状況の確認
タンクの周辺が濡れていないか、またエコキュートの場合、ヒートポンプの下部や接続されている配管からお水やお湯が漏れていないかを確認してください。
タンクの下部が濡れている場合は、タンク内部にある部品や配管の不具合により、漏水している可能性が高く、この場合は機器本体の不良と考えられます。
またヒートポンプの下部が濡れている場合も、ヒートポンプ内部の部品や配管の不具合の可能性が高いですが、タンクとヒートポンプを接続している配管が劣化している場合もありますので、接続配管からの漏れがないかを確認してください。
接続配管(ヒートポンプ配管)からの水(湯)漏れがある場合は、配管修理はメーカー修理の対象外となるため、ご注意ください。また、ヒートポンプ配管からお湯が漏れている場合、蒸気が原因となって、ヒートポンプ本体の基板が濡れたりし、エラーコードが表示されている場合もあります。この場合は、ヒートポンプ配管の交換だけでなく、基板交換なども必要となる可能性が高いです。
3.水道メーターの確認
水漏れの疑いがある場合、水道メーターを確認することで、症状の程度を把握することができます。
水道メーターが勢いよくまわっている場合は、給湯器へ給水されている配管の止水栓を閉めてください。止水栓を閉めた後、水道メーターがまわっていなければ、とりあえず水漏れの症状は止まっていますので、設置業者やメーカーなどに連絡をして、処置してもらうことをおすすめします。
万が一、給湯器の止水栓を閉めても、水道メーターがまわっている場合は、お水を使用していなければ、家側の給水配管で水漏れが発生している可能性が高いので、急ぎ配管修理が必要となります。あまりにも水道メーターの回転が速い場合は、水道メーターの止水を閉め、業者さんへご相談されることをおすすめします。
電気温水器やエコキュートの水漏れの事例と修理の概算費用
給湯器の部品等に不具合があって水漏れをしている場合の代表的な事例とその修理概算費用についてご説明させていただきます。漏水が原因となる部品交換は、少量でもお湯が漏れていることで、蒸気が発生し、2次的に周辺部品も不具合を起こしている可能性が高いです。該当部品交換だけでなく、基板交換も伴う場合は、やや高額となる可能性がありますので、ご注意ください。
1.弁類の故障
最も多い事例が、給湯混合弁や風呂混合弁、逃し弁に減圧弁といった、弁類の故障です。これらの故障の場合、リモコンにエラー表示がされていることが多いので、場所の特定はエラーコードから判断ができます。消耗部品であるため、ある程度経年が過ぎると不具合が生じやすくなります。弁類の水漏れは、周囲のコネクターの腐食や基板の故障が伴う場合が多くなります。
修理概算費用:3万円~
2.配管のピンホール
給湯器内部の銅管やホースに小さな穴(ピンホール)が生じ、水漏れが発生している場合があります。最初は少量の水漏れですが、徐々に穴が大きくなり水漏れの症状がひどくなっている場合もあります。この不具合の場合も、お湯側の配管が漏れていると、配管の取替だけでなく、基板や他の部品の交換も伴う可能性もあります。
修理概算費用:2万円~
3.タンクのピンホール
貯湯タンクに小さな穴(ピンホール)が生じて、水漏れが発生している事例もあります。この場合は、ピンホール箇所の溶接などで修理対応することもありますが、ピンホールの位置によっては、修理ができないケースもあります。その場合は、本体交換が必要となります。
また、修理ができる場合でも、今までのご説明と同様に、蒸気漏れが原因で、他の部品も交換しなければいけない可能性もありますので、ご注意ください。
修理概算費用:5万円~
※修理不可の場合もあり
4.風呂循環ポンプの故障
湯はりや追炊きなどで使用する、風呂循環ポンプの不具合による水漏れの場合もあります。この事例もエラー表示されていることが多いです。この事例の場合もポンプ本体だけでなく、リード線の交換を伴う場合が多く、また基板等の交換を伴うケースは修理費が5万円近くなりやや修理費用が高額となる場合があります。
修理概算費用:25,000円~
5.パッキンの劣化による故障
電気温水器をご使用の場合、タンク内部に発熱体(ヒーター)がありますが、その接続箇所のパッキン劣化による水漏れの事例もあります。原因は、経年劣化による場合が多いです。
修理概算費用:2万5千円~
6.水熱交換器の故障
エコキュートのヒートポンプ内にある水熱交換器からの水漏れ事例もあります。ヒートポンプ下部から水漏れをしている場合は、このケースが多いです。この故障の場合は修理費が高額となる可能性が高いです。また、蒸気漏れによる2次的故障が生じている場合は、修理費用が15万円を越えるような場合もあります。設置後の経年が長く、機器保証が切れている場合は、買替えのご検討も必要な症状なのかも知れません。
修理概算費用:7万円~
給湯器の故障が原因ではない水漏れの場合
給水配管や給湯配管の水漏れの場合
電気温水器やエコキュート本体が原因ではなく、配管の不具合による水漏れの場合は、各症状によって、修理費用が異なるため、専門業者に漏水調査をしてもらい、見積をしてもらう必要があります。この場合は、信頼のおける業者さんでなければ、かなり高額の修理費用を請求される場合がありますので、注意が必要です。できれば、知り合いの業者さんや、知り合いの業者がいなければ、知人の方などから紹介してもらうのが良いかも知れません。
ヒートポンプ配管の水漏れの場合
エコキュートの本体とヒートポンプを繋ぐ配管(ヒートポンプ配管)が劣化して、水が漏れている場合があります。この場合、給湯器のリモコンにエラー表示が出ている事例もありますが、ヒートポンプ配管の修理は、メーカー修理の対象外となるため、メーカーに依頼しても『設置業者か水道業者などにお願いしてください。』と回答されることが多いです。
ヒートポンプ配管は、お湯側の配管に亀裂が入って漏れている事例が多いため、蒸気が原因で、ヒートポンプ本体の基盤故障となっていることもあります。この場合、ヒートポンプ配管を取替えたけれども、ヒートポンプの部品交換もしなければいけない、ということもありますので、注意が必要です。
詳しくは、『ヒートポンプ配管修理事例』のページもご参考ください。
早期に水漏れを発見するために、日頃から確認いただきたいこと
ご説明してきましたとおり、水漏れによる故障は、2次的故障が多くなるため、いざ修理をするとなると高額な修理費用がかかる可能性が高いため、早期の発見、早期の対応です。
『何となく気になることはあったけど、お湯が使えているから、まぁいいか・・・』とそのままにしてしまい、気付いたら修理費用が高額で・・・ということも良くあります。
以下のような症状がある場合は、早めのご相談をおすすめします。
☑給湯器の周辺が雨でもないのに、少し濡れている
☑以前よりお湯の減り方が早い気がする
☑エラー表示がされることがある
☑ブレーカが落ちることがある
また、定期的に給湯器周辺をチェックすることもおすすめします。お家の裏側に設置していることも多いため、給湯器の付近に行くことはない、という方も多いかと思いますが、お掃除がてらにちょっと確認してみる、というのも良いかもしれません。
修理すべきか買替えるべきか
給湯器が故障したとき、できれば費用をかけずに修理で終わらせたい、と思うのが本音です。しかし残念ながら、給湯器もいずれは交換が必要になるため、修理費用をかけたけど、すぐに別の部品が故障して、お湯が使えないばかりか、修理費用が次々とかさんでしまうことは避けたいことです。
そこで、修理した方が良いか、買替えた方が良いかの基準をいくつかご紹介します。
1.延長保証に加入し、保証期間中である
当たり前のことですが、機器延長保証の期間中であれば、修理をすべきです。ただ、ご使用になられている給湯器に機器延長保証が入っているかどうか定かでない方も今までにいらっしゃいました。一度、機器保証には加入しているのか、また保証期間内かどうかをご確認するようにしてください。
2.機器の耐用年数を考える
電気給湯器の耐用年数は、概ね10~12年です。ご利用の給湯器が、この年数を超えている場合は、消耗部品が次々と連鎖的に故障してもおかしくない年数でもあります。ただし、別の部品がいつ故障するかどうかは、わからないので、12年を越えた給湯器の修理の場合は、故障箇所の修理代がいくらくらいになるか、が修理するかしないかの判断目安となるかもしれません。
3.お湯が使えない不便に対してどう考えるか
給湯器が故障して困ることは、毎日当たり前のように使えていたお湯が使えない、ということです。故障した時、耐用年数を超えていたならば、お湯が使えない日が続くのはとても困る方であれば、買替えを検討することをおすすめします。何日かお風呂に入れなくても、大丈夫とか、近くに親戚がいるからいざとなれば、お風呂に入らせてもらえる、普段はジムに通っているから、そこでお風呂にはいれるから、などという理由でお困りにならない場合であれば、良いかもしれませんが、そうでない方であれば、お湯が使えない不便を未然に防ぐためにも、耐用年数を超えている場合は、新しい給湯器にしておくのも良いかもしれません。
4.修理の保有部品がなくなっている。
修理をしたくても、修理部品の保有がなくなっている場合もあります。この場合は、残念ながら、買替えることしか選択肢がなくなってしまいます。また、故障は2次的に別の箇所も故障している可能性もありますので、当該部品は保有部品があって、取替えたけれども、いざ作動させると別の箇所の故障も見つかったが、その箇所の保有部品はない、と言う場合に、修理費は発生するけど修理しきれない、なんてことにもなりかねません。10年以上お使いの給湯器が故障した場合には、修理業者からの説明を聞き、疑問点や不安点は質問していただき、納得した上での修理が必要かも知れませんね。
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明石市・神戸市西区で電気給湯器のことなら、ヒシダデンキにご相談ください
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明石市、神戸市西区だけでなく、垂水区・北区、加古川市、稲美町、播磨町、三木市のお客さまからも多くご用命をいただいておりますので、エコキュートや電気温水器のコトでお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
ヒシダデンキがお届けする住まいのお役立ち情報を掲載した「スマイル通信」。
定期送付しておりますが、今回は1月6日発行の第38号から抜粋してブログでお届けします。
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