こんにちは。
【明石市・神戸市西区】のオール電化プロショップ「かんでんeショップ ヒシダデンキ」の脇口です。
最近、「ダイキンやパナソニックのエコキュートで“H59”というエラーが出たけど、これってどうすればいいの?」というお問い合わせをいただくことが増えてきました。
「お湯がぬるい、もしくは出ないけど、機器の故障?」
「修理費用はどれくらいかかるの?」
今回は、そんなお悩みにお応えするために、H59エラーの原因や対処法、修理費用の目安について、わかりやすくご紹介いたします。
H59エラーの原因や対処法、修理費用の目安
Q. H59エラーとは何のエラー?
A. 給湯混合弁の不具合を知らせるエラーです。
エコキュートには、貯湯タンクで高温に沸かしたお湯と水道水を混ぜて、適温に調整する「給湯混合弁」が内蔵されています。この混合弁が異常を起こすと、H59というエラーコードが表示されます。
Q. どんな症状が出るの?
次のような症状が出た場合、H59エラーの可能性
- シャワーや蛇口からお湯が出ない
- お湯がぬるい、あるいは急に熱湯が出る
- お風呂のお湯はりができるが、シャワーや台所ではお湯が出ない
H59エラーが出ても、お風呂の「自動湯はり」は通常通り可能な場合があります。これは「ふろ混合弁」という別の弁が正常に動作しているためです。
Q. 自分でできる対処法はありますか?
A. はい、一時的なリセット操作で解除されることもあります。

【リセット手順】
エコキュートの漏電遮断器(ブレーカー)を「OFF」にします。
10秒以上待ってから「ON」に戻します。
リモコンに再度エラー表示が出るか確認してください。
※機種により遮断器の位置が異なりますので、取扱説明書をご確認ください。
注意:再度エラーが出る場合は、部品の故障の可能性が高いため、使用を中止し、専門業者への点検をおすすめします。特に、やけどの危険もあるため注意が必要です。
Q. 修理が必要な場合、費用はどれくらい?
まずは、保証期間中かどうかを確認してください(メーカー保証および機器延長保証の有無を含めて)。
【保証対象外の場合の修理費用の目安】
項目 | 金額目安(税別) |
---|---|
出張・点検費 | 9,000円~15,000円 |
診断料 | 5,000円~8,000円 |
給湯混合弁交換費用 | 15,000円~35,000円 |
▶ 合計で「2万円~4万円前後」が一般的な修理費用です。
👉 延長保証に加入している場合は、無償修理となる可能性もありますので、まずは保証書をご確認ください。
👉 保証の有無が不明な場合は、設置した販売店にお問い合わせいただくとスムーズです。
Q. 修理と買い替え、どちらがいい?
使用年数が10年を超えている場合は、他の部品の故障リスクも高まるため、買替えも視野に入れることをおすすめします。
ヒシダデンキでは、以下のようなサービスを行っております。
- 修理・交換の無料見積もり対応
- 補助金を活用した買替え提案
- 「仮設給湯機 助っ湯くん」の無料貸出あり(買替時)
「修理で済むのか」「いっそ買い替えるべきか」お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
H59エラーが出たら、まずは落ち着いて確認を!
- 給湯混合弁の異常を知らせるエラー
- お風呂の湯はりはできても、蛇口やシャワーのお湯が出ない場合が多い
- リセットで一時的に解除できる可能性あり
- 修理費用は約2~4万円が目安(保証があれば無償の場合も)
- 10年以上使用している場合は、買替えも検討を!
エコキュートのお困りごとは、ヒシダデンキへお気軽にご相談ください!
- 出張点検・修理対応
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