こんにちは。
【明石市・神戸市西区】のオール電化専門店「かんでんeショップ ヒシダデンキ」の脇口です。
最近、「三菱の電気温水器やエコキュートで“P60”というエラーが出たのですが、どうすればいいですか?」というお問い合わせが増えています。
「急にエラーが出たけど、使って大丈夫?」
「修理は必要?いくらくらいかかるの?」
今回はそんな疑問にお答えするため、「P60エラー」の原因、対処法、修理費用、保証の確認方法までわかりやすく解説いたします。
P60エラーの原因・対処法・修理費用
Q. P60エラーとは何のエラー?
A. 三菱電機のエコキュートに搭載された「キラリユキープ」機能のUV-LEDユニットに異常が発生したときに表示されるエラーです。
キラリユキープとは、おふろの配管に深紫外線(UV)を照射することで、お湯を清潔に保つ三菱独自の機能です。
この機能がONになっていると、浴槽のお湯をいったん吸い上げ、配管の中でUV-LEDライトにより殺菌し、再び浴槽へ戻します。
P60エラーは、このUV-LEDライトが点灯していない(正常に動作していない)場合に表示されます。
Q. エラーが出ても使い続けて大丈夫?
A. 給湯やお湯はりは通常通り使えますが、キラリユキープ機能は停止しています。
キラリユキープ機能は、お湯を清潔に保つための付加機能です。
そのため、P60エラーが出ても「お湯が出ない」「お風呂に入れない」といった状態にはなりません。
ただし、長時間同じお湯を溜めて使うご家庭や、衛生面を重視される方は、修理をおすすめいたします。
Q. 自分でできる対処法はありますか?
方法①:一時的なリセット操作で解消

【リセット方法】(機種によって異なります)
台所リモコンの「時計合わせ」ボタンと「給湯温度」ボタンを3秒以上同時押し。
または「タンク湯温表示」ボタンと「給湯温度(▼)」ボタンを3秒以上同時押し。
※取扱説明書をご確認いただくか、販売店にご相談ください。
方法②:キラリユキープ機能を「切」にする
修理までの間、エラー表示が気になる場合は、機能をオフにすることで非表示にできます。
手順の一例:
浴室リモコンの「湯量-」を3秒以上長押し
↓
「給湯温度スイッチ」で「キラリユキープ」を選択
↓
「ふろ温度スイッチ」で「切」に設定
↓
「湯量-」で通常画面に戻す
※次回の湯はり後には、またキラリユキープが作動する設定になっているため、「毎回オフ」にするか、「モード切」にしておく必要があります。
Q. 修理が必要な場合、費用はどのくらい?
A. まずは、保証期間中かどうかを確認してください(メーカー保証だけでなく、機器延長保証の加入有無も含めて)。
三菱エコキュートには、通常のメーカー保証のほかに、販売店が提供する延長保証に加入されているケースがあります。
保証期間内であれば、P60エラーの修理が無償で受けられることもあります。
👉 延長保証の加入有無が分からない場合は、設置工事を行った販売店へお問い合わせください。
【保証対象外の場合の修理費用の目安】
保証が切れている場合、以下のような費用がかかることがあります。
項目 | 金額目安(税別) |
---|---|
出張・技術料 | 9,000円~15,000円 |
診断料 | 6,000円~10,000円 |
UV-LED部品代 | 数千円~1万円程度 |
▶ 合計で「1.5万円~3万円前後」が一般的な目安です。
※修理を行わない場合でも、点検費用や出張費は発生する点にご注意ください。
※キラリユキープ機能を使用しない方は、修理せず使用を継続される方もいらっしゃいます。
Q. 修理と買替え、どちらが良い?
使用年数が10年を超えている場合は、交換も視野に入れると良いでしょう。
✅ 他の部品の劣化リスクが高まってくる
✅ 最新機種のほうが電気代も安くなる
✅ 補助金対象になることもある
ヒシダデンキでは、修理か買替えかの判断についても丁寧にご相談にのっています。
まとめ
P60エラーが出たら、まずは落ち着いて確認を!
- 「キラリユキープ」のUV-LEDユニット異常を知らせるエラー
- 給湯・お湯はりは通常どおり使用可能
- リセットやモードオフで様子見もOK
- 保証期間内なら無償対応になる可能性あり
- 修理費用は1.5万円~3万円前後(保証外の場合)
お困りの際は、ヒシダデンキへお気軽にご相談ください!
- 出張点検・修理対応
- 補助金を活用した買替え提案も可能
- 仮設給湯機『助っ湯くん』の無料貸出あり(買替時)