2020.10.09

修理事例

エコキュート修理事例 『ヒートポンプ配管からの水漏れ』

エコキュート修理事例 『ヒートポンプ配管からの水漏れ』

今回ご紹介する修理事例は、

神戸市垂水区でご依頼いただいたエコキュートの『ヒートポンプ配管からの水漏れ』の修理事例です。

ヒートポンプ配管とは

ヒートポンプ配管は、タンク本体とヒートポンプを繋ぐ配管で、

タンクからヒートポンプへ水を送る配管と、

ヒートポンプで沸かしたお湯をタンクへ戻すという往復で2本の配管となっております。

 

 

ヒートポンプ配管はヒートポンプで沸き上げた95℃以上のお湯を通す配管となります。

そのため、配管への負荷がかかりやすく、設置後10年前後で経年劣化により、

水が漏れるという事例が見受けられます。

エコキュート全体の配管でも、最も高温のお湯が通る配管のため、

メーカーも適切な施工の要望として、

以下のように使用する配管の基準を示し、適切な部材の使用を求めています。

以前は三菱電機もダイキンも『三層管』が推奨部材に入っていましたが、

数年前からは除外されており、現在では使用できません。

 

ヒートポンプ配管の修理は、メーカー修理対象外!?

今回修理のご依頼をいただいたお客さまは、最初メーカーに修理を依頼されたそうですが、メーカーは、エコキュート本体の故障ではないため、『ヒートポンプ配管の取替は施工会社などに依頼してください』と修理を断られたそうです。

 

もともと、給水、給湯、排水、ヒートポンプ配管などの配管に関しては、『メーカー責任』の範囲外であるため、修理をして万が一のことがあったら・・・という理由なのためか、メーカーでは修理を実施しないことが多いです。

 

とはいえ、修理をしなければいけないが、家を建てた工務店とは連絡がつかず・・・ということで、ネットで検索し、当社へご依頼いただきました。

 

ちなみに他の会社にも修理依頼をされたそうですが、そちらでは、『買替えが前提でないと修理をしない』と言われたそうで、買替えも覚悟されて当社にも修理依頼の連絡をいただいたのですが、症状を確認すると、設置から9年程度で、ヒートポンプ配管の取替だけで直りそうであったので、その旨と修理費用をお伝えすると、それなら修理して欲しい、とのことでヒートポンプ配管を取替させていただきました。

 

お客さまは、修理で対応できると聞いて、喜ばれながら『商売っ気がないね』とおっしゃりましたが、さすがにこの故障状況では、『買替えよりも修理だなぁ・・・』と思いましたので、修理費用をお伝えし、修理をお勧めしました。

 

作業手順は以下の通りです

 

作業時間は1時間程度でした。

 

ヒートポンプ配管の修理費用は

修理費用は『出張診断費』+『部材代』+『技術料』の合計で15,000円(税込)となりました。

 

ちなみに、今回はヒートポンプ配管の取替で完了できましたが、ヒートポンプ配管からの水漏れ(お湯漏れ)は、漏れたお湯の蒸気が原因でヒートポンプの基盤をダメにしてしまうケースもあります。その場合は、別途修理費用が発生する場合も多く、経年数を考慮して買替えをおすすめする場合もあります。

 

当社では、エコキュートの販売設置だけでなく、修理や点検のご相談も承っております。

これからも地域密着で、お客さまに安心をご提供できるエコキュートのサービスをご提供して参りたいと考えております。

 

 

明石市、神戸市西区・垂水区でエコキュートの修理、点検のご要望がございましたら、お気軽に当店までご相談ください。神戸市須磨区、兵庫区、北区、播磨町・稲美町・加古川市・三木市も営業範囲として工事・修理をさせていただいておりますので、そちらのエリアの方もお気軽にお声かけくださいね。